さまざまな背景を持つ人たちが、心を込めて一目一目を編み上げたハンモック。
その手仕事には、言葉では言い表せないあたたかさと個性が宿っています。特に魅かれたのは、手で編まれたからこそ生まれる“アシンメトリーの美しさ”。
完璧な均整ではなく、少しだけズレていたり、糸のテンションが微妙に違っていたり――
その“揺らぎ”が、むしろ人の手が生み出すものの豊かさを物語っています。だからこそ、このハンモックには表情があります。 ひとつとして同じものはなく、そこには編み手のリズムや想い、日常が編み込まれているのです。
彩り豊かな糸で編まれた時間や人の想いにまで触れられる、そんな特別なひとときを。